おとなの女は平服を喪服に着まわさない

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おとなの女は、平服を喪服に着まわさない

私が30歳の誕生日を迎えたとき、別代の自分との区切りとして、やめたことがふたつあります。ひとつは、平服を臨時の喪服として、着まわすこと。
おとなの女は、立派な喪服を持っていないと恥ずかしい。そう思って、頑張ってかなり上等なものを、ローンで買いました。
喪服の黒は、漆黒です。平服の黒とは、同じ黒でも、格が違います。よ-く見比べてみてください。色や光り方が、違うのです。
この歴然とした違いが、会場で妙に目立ってしまうのです。あなたの仕事によっては、平服を着まわした喪服での会場入りは、失礼になってしまいかねません。
喪服に合わせるバッグや、クッ、アクセサリーにもルールがあります。黒真珠のイヤリングなんか、さりげなくつけられる女性は、素敵ですよね。
体型、サイズの変化も考えて、デザインを選びましょう。

ビニール傘しか持たない「おとな」なんて
もうひとつ、私がやめたのは、ビニール傘を持つこと。どこでも買えるから便利だし、万が一、置き忘れをしても、また買えばいいとしか思わない、手軽な傘。
でも、考えてみてください。雨の日って、それだけでドラマティックだと思いませんか?ブルーグレイに光る街は、やわらかい光が、女性の肌を美しく見せます。
そこへ、したたる水滴。雨の午後ほど、女性を美しく見せる時間帯はありません。たまたま、会おうとしていた日が、雨だった。傘をめぐって、会話がなされます。
傘、貸しましょうか?あなたの肩が濡れるからいいよ、オレ、その辺で買うから。なんてあるいは、あいあい傘になるかもしれない。
こんなうってつけの恋愛ドラマなシチュエーションに、おねえさまの手に握られた傘が、そこら辺によくある、安っぽいビニール傘というのも、もったいない気がします。
じゃあ、ちゃんとした傘を買おう熟ということで、薬局や、スーパーマーケット、ファンシーショップに行かないでください。
そこで売られている傘は、他のお買いものの、ついでに買うための傘です。百貨店に足を運びましょう。百貨店には、多くの種類の傘があります。
「こんな傘があったんだ!」きっとあなたは、ワクワクしてくると思います。
高いお金を使わなくても、おねえさまにふさわしい、うっとりするようなおとな傘が、見つかるはずです。
仕事もいいけど、人生設計もしっかり考えて、ここで→素敵な出会いを見つけてください。

喫茶店で上席に案内されますか

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喫茶店で「上席」に、案内されてる?
世の中は、差別でできています。あなたがふだん、なにげなくお茶を飲んでいる、喫茶店。
一歩、足を踏み入れるや、「お席へご案内いたしますので、少々お待ちください」と、ウェイトレス。
あなたはしばらく、待たされます。店内は空席が目立っています。どうして私の席を、勝手に決めるんだろう?私は好きなところに座りたいのに。
あなたが、勝手に席へ向かいはじめると、あわてて追いかけてくる、ウェイトレス。不思議に思ったことは、ありませんか?
実はそこに、「お客様のランク付け」という、シビアな差別が存在しているんです。あなたは、上席に案内されていますか?
上席というと、部下が上司をどこかへ案内するときなどに、タクシーは後部座席のいちばん奥が上席、部屋は入り口のドアからいちばん離れた、突き当りの席が上席など、
ピリピリと神経をとがらせたりしますね。喫茶店のウェイトレスがお客様を案内するときは、このルールがまるごとあてはまるとは限りません。
たとえば、入り口に近い席でも、往来に面した、ガラス張りの席は、外を歩いている人から見えますので、
ここに「喫茶店のイメージアップをはかれる、すてきなおねえさま」を、配置しようとします。
あとは、中央あたりの柱の側に、大きな花瓶に生けた、におい立つように美しい花が飾られていたりしますが、
花を背にした形で座れる華やかな席、ここも目立つので、喫茶店側の上席です。ここに、よれよれの服を着た、しょぼくれたオッサンを座らせたりはしません。
また、おねえさまがあきらかに商談で訪れていると感じたときには、奥の席に案内したりします。
その際には、お手洗いの側にあるような席は、横を人がひっきりなしに通るので、案内しないと思います。
ただしこのルールは、敷居が高めの喫茶店に適用されるものなので、珈琲1杯が数百円で飲めるような、フランチャイズの喫茶店だと、
とにかくお客さんがいっぱい入っているように見せようと、だれ彼かまわず、ガラス張りの席から詰めていったり、案内じたいをしなかったりしますので、
お店の雰囲気を見て、感じてみてください。
会話の中からその人の性格や望みなどを見つけられれば、ここ→で出会った人は自分にとってどんな人なのか、わかりそうですね。

「モノへの心意気」
モノは、商品を創った人の考え方、生き方、理念に惚れて、あなたの生活圏やファッションに、取り込みましょう。
あなたのお眼鏡に叶わないものは、たとえブランド品であっても、入れてあげない。そんな心意気で。
100円ショップの商品でも、いいのです。社長の生き様や、流通の話はとても面白いし、年下男子が食いついてくる話のネタになります。
おとなのお買いものは、それをつくる人間と、買う人間の、生き様の「融合」なのです。

シャネルを持つならシャネルに惚れろ

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シャネルを持つなら、シャネルに惚れろ
パリのデザイナー、ココ・シャネルが、男性か女性かも知らず、シャネルの小物やバッグを買いあさるのは、おとなのおねえさまのすることではありません。
値段が高いから、ひけらかしたいなんて。ブランド品で、あなたの価値は上がりません。援助交際したおじさんに、バッグをねだるバカギャルを、悪く言えませんよ。
あなたが持っているバッグを見て、年下男子が、
「すっげー、シャネルだ」と、ボソッと言ったらどうしますか?「そうよ-、高かったんだから-」バッグを目の前にかざし、愛しそうに、ナデナデ。
アホです。そんなおねえさまは、タカられて終わりです。そうではなくて。
「すっげー、シャネルだ」「まあね。私、シャネルのデザイナー魂に惚れてるの。
シャネルを身につけてたら、ちょっぴり気弱な私も、ガッツのある女性になれそうな気がして」好奇心のある男子だったら、
「シャネルって、どんな人だったの?」と、身を乗り出して聞いてきます。
シャネルは、幼い頃に母親を亡くし、片親育ちでした。もの心ついたとき、父親に捨てられ、入った孤児院で裁縫を学び、デザインの楽しさに開眼したのです。
お針子として孤児院を出た後は、食べてゆくため、田舎町ムーランのキャバレーで歌ったりしていました。暹しくて、愛しい女性、ココ・シャネルの波乱万丈な人生。
書籍もいくつか出ていますので、そんな本こそふだん読んだりして、小ネタを貯めておいてください。
年下男子はきっと、おねえさまの心意気に、うっとりするでしょう。なんでも、深くダイビング。そうすることで、あなたはじゅうぶんに、かっこいい女性になれるのです。
シャネルに「持たされていた」バッグも、これでようやく、「持つ」ことができましたね。
ここを読んだら、これからここ→で、出会う相手と上手に駆け引きができますね。

子供のようにすねる夫

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キャシイとボッブの場合
ボッブはキャシイの外出をいやがります。キャシイがなぜ外出したのかを説明しますと、一晩中すねています。食事中黙っていたり、悲しそうな顔してテレビを見ています。
怒りを直接ぶつけられるより始末が悪いのです。

キャシイには、夫の短気とは別のもう一つの問題の悩みがありました。
「私がなぜ外出したのかを説明したとすると、夫は、おそらく一晩中、すねていると思います」
「たとえば、どんなふうにですか?」
「そうですね。食事中、黙っているとか、一晩中、悲しそうな顔してテレビを見てるでしょうね」
腹立たしげにキャシイは答えました。
すねるという行為は、消極的攻撃性の典型的な例です。ちょうど、四歳の子供がクッキーがもらえるまで、口をとじ、息を止めているといった幼児的行為です。
こういった行動が攻撃的であるというのは、そこに敵意の感情がこもっているし、また操作的だからです。消極的であるというのは、何も言わず、すねているからです。
このような消極的、間接的な表現によって敵意を示しているものですから、怒りを直接にぶつけられるより始末が悪いのです。
夫のすねる行為は、幼児的な行為が、妻の母性的反応を誘発するので、女性にとってはとくに対応がむずかしいのです。
いつの間にか、そういう夫を慰めてしまうとか、叱るとか、さとすなどといった、子供にとるような対応の仕方をしてしまうからです。
そして、なにをやったとしても、けつきよくは、すねる〈子供〉に関心を注いでしまうことになってしまうのです。
結果的に、すねる行為をつづけることがいいのだという考えを相手に与えてしまうのです。そこで、すねる行為に対応するには、無視するのがいちばんです。
と話しますと、キャシイは苛立ちながら反問してきました。
「ということは、大きな大人がまるで小さな子供みたいに振る舞っているのを見ながら、一晩中、いやな気分で過ごさなきやならないってわけですか?」
「おそらく、最初の二晩や三晩はスポイルされるのを覚悟すべきでしょうね。それがいやなら、彼のするままにまかせる他ないんじゃないですか?
そして、彼の仕草に甘んじるほか道はないと思いますよ。
それに、そうすることで、彼はますますいい気になって、今までやってきたことをつづけるという結果を招くことになるんですよ。
とにかく、夫のすねる行為を無視することが、夫のためになるということに気がつき、母親のような反応は示さないようにする方がいいと思いますね。
そうすればすねたって無駄だというメッセージを夫に伝えることになるからです」
「おそらく、すねる夫に、私は黙っておれないと思うんですけど」
と言うキャシイのように、すねる夫に向かって何か言わなきゃならないのなら、感情的にならないような方法で、あなたの怒りの感情を示し、対決したらよいでしょう。
夫の関心をあなたに向けさせるという効果があります。と同時に、あなたの苛立つ感情が建設的な形で表現されることにもなります。つまり、「私は怒っているのよ。
だから、私の言うことをちゃんと聞きなさい」といったメッセージを発することになるわけですから。
この、理性的な形で怒りを表現するという方法は、一つの対決の手法です。怒りの感情の爆発という反応と、自己主張の反応の中間的な手法であると言ってよいでしょう。
表現法の一例として、「あなたがすねているのを、馬鹿らしくて見ていられないわ!」などは、効果がある言い方です。
ところで、このような方法で、怒りを表現する場合に、多少胸がどきどきしたり、声が割れることは覚悟しておいた方がよいでしょう。
いずれにせよ、結果的に、理性的に話し合えるようになったら、あなたにとっての問題を静かに話せるような心構えをしておく必要があります。
反して、効果がなく、夫のすねる行為がやまない場合は、前にも提案したように、その場を離れて外出するより手はないでしよう。
すねる夫に対応する方法として、誘導尋問的な質問を試みたけれどもうまくいかなかったという人もいます。
たとえば、「それじゃ、あなたが、明日、庭の芝を刈り直してくれるんですか?」と、
暗示的に言ってみたけど、効果がなく、むしろ、悪い結果になったとか、おそらく、他の男と同じように、ぶつぶつ言いながら、ますます内に龍もってしまうのが関の山です。
代わりに、まず、自分の苛立つ心をコントロールしてから、もう少し一般的な質問をぶつける方が効果的だと思います。
たとえば、「なにかして欲しいことがありますか?」って。でも、夫が返事しなかったらどうしたらよいのでしょうか?
その場を離れ、外出する正当な理由ができたのですから、蹄踏せず出かけるんですね。
コミュニケーションは大切です。←で、出会った結婚相手であってもコミュニケーションが出来ていないと幸せな時間は長くは続きません。

刺激をコントロールする方法

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キャシイとボッブの場合
妻、役員アシスタント、子持ち。
夫のボッブが帰宅する二十分前ぐらいに帰って、子供の世諾や夕食の仕度をてんてこ舞いでするのですが、
夫は帰って来てことごとに威張り散らしたり、非難し始めます。キャシイのストレスに対する耐久度は限界です。

口論を防ぐ方法を紹介しましょう。キャシイのケースでうまくいった方法です。

「ボップはだいたい六時頃には仕事から帰ってくるんです。私は彼が帰宅する二十分ぐらい前には帰れるんです。
帰宅してから、言うことを聞かない二人の子供の世話や、手紙を郵便受けから取ってくるとか、夕食の仕度をするなど、てんてこ舞いしている最中に夫が帰ってくるわけです。
すると、やたらに威張り散らして、何もやってないとか、まちがったことをやったとか非難し始めるんです。汚い言葉で、私をののしるんですよ。
”なんで、子供の玩具を庭に放ったらかしているんだ?”とか、庭の芝刈りをやらせた近所の子供を”ちゃんと監督しないから、あんな下手な刈り方をするんだ”ってね。
そこで、”まあ、気を静めてください”ってなだめるんですけど、だめなんです。激しい言い合いになっちゃうんです」
このような、あまり根拠のない非難によって、キャシイのその日のストレスに対する耐久度が限界に達します。
彼女は会社の役員のアシスタントをしているので、いい給料をもらっています。報われる仕事であると同時に、かなりきつい仕事です。
多くの時間やエネルギーを必要とするので、育児や家事の方がおろそかになり、そのことでいつも気が引ける思いでいるのです。
ですから、夫と同じように、彼女も一日の終わりには疲れているのですから、彼女もサポートが必要なのです。
キャシィには、先に紹介したく消火法〉やく認知的モデリング〉も実行するエネルギーの余裕がありません。
そこで、私は〈刺激をコントロールする方法〉をすすめることにしたわけです。この方法では、「では、「もう、負けたわ」といった言い回しを用いることをすすめます。
たとえば、こんなふうにやります。なにか事が悪化しそうな状況になった時に、あなたの反応をコントロールできないと判断した場合に、この方法を用いるのです。
つまり、事が悪化しないうちに、状況をコントロールする予防的行動をするのです。
相手の考えや、ムードをコントロールすることができないにしても、口論に発展するような状況をあなたがコントロールすることは可能なのです。
たとえば、危機的瞬間がまちがいなく起こると予想される五分から十分ぐらい前に、子供をつれて、ちょっとした用足しのために外に出ます。
(これが、刺激的要素をコントロールすることになります)ストアに行ってミルクを買ってきます。要するに、状況を静めるために、短時間その場を離れるわけです。
危機的瞬間が通り過ぎるのを待つのです。帰ってきた時に、夫に、どこへ行ってたのか尋ねられたら、真実を告げます。
事が悪化する状況に対する自分の反応をコントロールできないから席をはずしたと素直に言います。
たとえば、「帰宅して早々、怒り出すあなたにどう対応したらよいか分からないのよ。
だから、逃げ出したの」とか、あるいは、「このことで少し話し合わなきゃいけないわね。
まるで、家を追い出されたような感じを抱きたくないから」といったことを付け加えてもよろしいでしょう。
さて、あなた自身がこの方法をうまくできますと、夫の方も、あなたを真似て、この方法を応用する可能性も高まると思います。
仕事から真っ直ぐ帰宅して、自分のストレスのために家族にやつ当たりしないために、どこか寄り道しなければならないと考えるのは決して不健全だとは思いません。
途中、ヘルス・クラブに立ち寄って、エクササイズをしてから帰宅する、といったことは問題を予防するのには健全なコントロールのやり方でしょう。
(ただし、バーなどで一杯やってくるなどというのは、かえってストレスを加えることになりかねないと思いますが)
もちろん、このような〈刺激をコントロールする方法〉は、問題の核心を解決することにならないわけですが、状況の悪化を防ぐという効果は明らかにあります。
と同時に、双方にとって、ストレスや苛立ちの原因を理性的に見極めるきっかけとなると思います。つまり、余計な問題を発生させないための安全装置的な役割を果たすのです。
結婚後の生活で問題が発生し、解決しようとすると、また別の問題が出てくるかもしれませんが、←ここで相性ピッタリの結婚相手を見つければそんな心配は少しで済むでしょう。